初めての国内巡業

先週末に初めてポーランド国内を、日本文化紹介ということで旅行してきました。
バルト海に面した、北にあるグダニスクというところへ行ってきました。
北にあるけど、海に面しているからか、内陸のこちら(ウッジ)よりも暖かかったです。
我ら日本人ボランティア一同は、まるで田舎芝居の旅巡業のように長距離列車に乗り込み、私は初めてだったので、ワクワクしながら旅立ったのでした。
新幹線があったら、恐らく2、3時間で着くのかもしれない距離を、7時間以上かかってやっと現地に到着しました。
この国では、飛行機を使わない限り、どこに行くにも1日がかりになってしまうようです。
それと、私たちは団体だったから、時には居眠りしながらゆったりとしていましたが、基本的に電車などの公共機関の中で無防備な状態になるのは、とても危険だそうです。
何か盗られても、寝ていた人が悪い、という感じですかね。
特に私たちのような、明らかによそ者は、絶好のターゲットになるみたいです。
うーん、ポーランド国内の一人旅...私にできるだろうか? 絶対に寝ない、なんて無理だぁ。
話は変わりますが、行きの列車の中で、着いた先で使う折り紙をみんなで折っていたところ、車掌さんが改札に来ました。
その時はすぐにいなくなったのだけれど、珍しかったんでしょうね。何か視線を感じて顔をあげたら、コンパートメントの外に車掌さんが二人いて、じーっとこっちを見ているんです!!
びっくりしたのと、気味が悪かったので、無視していたら、とうとうこらえきれずに、コンパートメントのドアを開けて、何か話しかけてきました。
山に積んだ折り紙がたいそう珍しかったようで、渡したら、しげしげと見ていました。あまり楽しそうにしていたので、仲間の一人が一つあげようとしたのですが、それは遠慮して受け取りませんでした。
日本を出る前に、ボランティアの仲間から、折り紙はコミュニケーションづくりにいいわよ~、と言っていたのを実感した次第です。
011.JPGのサムネール画像
さて、地方巡業のグダニスクでは、新米の私は着物を着て、ただ愛嬌よくしていればよかったはずが、日曜日に、急きょ私が着物を着つけるのを見せることになりました!?
人前で着つけるなんて何十年ぶりのことなのに、度胸だけはいいので、気安く引き受けてしまいました。挙句に全く練習もしないで、ぶっつけ本番で行ってしまいました。
案の定、おたおたしながらになってしまいましたが、モデルさんが心得ていてくれて、自分でどんどん着つけられていってくれたので、なんとか助かりました。
自分が恥かくだけじゃないので、ちょっと、かなり反省... 次からはちゃんと練習しよう!!
041.JPG
今回は時間がなくて観光はできない、と諦めていたのですが、世話人の先生が気を遣って手配してくださったようで、土曜日の夕方から、食事も含んで数時間、市内観光をガイド付きですることができました。夜の街もなかなか良かったです。
日曜の午前中は、近くのパイプオルガンで有名な教会のミサに出てみました。ちょっとのぞいてみるつもりが、抜け出しにくい状況になってしまい、結局最初から最後まで出ました。これも一つの経験でしょう (^_^;)
その後どうしても海が見たい、ということで、海を見に行ってきました。
冬の海はさびしくて、灰色でした。でも波は穏やかでしたね。とにかく海が見れて感激して、ついでにおいしいケーキを食べたので、思いっきり満足しました。(おかげで、着付けの練習をしなかったのだけれど...)
123.JPG
帰りは、グダニスクを夜の7時過ぎに出て、ウッジには夜中の2時につきました。ここで降りる人がかなりいて、そのせいか、タクシーもいっぱいいました。
周りの人の様子を見ていると、みんな何か電話をしている。聞くと、タクシー会社に電話して自分で呼んでるということだった。
私たちはそこにずっといたタクシーがいたので、声をかけたら、やっぱり呼ばれてきたタクシーだったようで、代わりに別のタクシーを呼んでくれた。
あとから来たタクシーの運ちゃんもいい人で、私が門の中に入るまで外にいたくれた(?ような気がした お金数えてだけ?)。
この旅行中に、夏時間から冬時間に変わりました。だから今は8時間差です。
しばらくはこうやって人に連れて行ってもらって国内旅行をすることになるでしょう。
年が明けたら、ひとりでも旅行に行くことができますように。

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